こんばんは。
心理カウンセラーの矢菅まゆです。
「お客様対応、
予定の時間内に終えられなかった」──
そういったとき、
つい自分を責めてしまうことはありませんか?
今日は、
実際にカウンセリングを受けてくださった方の
ご感想をご紹介しながら、
このテーマについてお話できればと思います。

ご感想のご紹介
今回ご紹介するのは、
17年ほど整体師の仕事をされている
K・Mさまのご感想です。
ご本人の許可をいただき、
いただいたご感想を紹介させていただきます。
※読みやすいよう改行を調整していますが、
原文をほぼそのまま掲載しています。
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17年ほど整体師としての仕事をしており、
今回、長年抱えていた悩みを
思い切って相談させていただきました。私の悩みは、
クライアントさんの予約枠の時間を
オーバーしてしまうことです。この「時間が守れない」ということを、
自分にとって情けなく
恥ずかしいことだと思っていたため、
ほとんど誰にも相談したことがありませんでした。というのも、私は
「いただいた時間枠でこれほどの成果を上げます」
というのが自分のポリシーだと思い込んでいたのですが、今回、
矢菅さんのカウンセリングを受けて、
それが自分の見栄や自信のなさから
起きている出来事だと
ハッキリ言語化されて見えてきました。その瞬間、
とても視界がクリアになりました。それも、
矢菅さんが否定せずに受け入れてくださり、
自分から出てきた言葉で自然と頭の中が
整理されたおかげです。すべてを聞き入れていただき頭が整理された後、
具体的な行動指標も相談の中で示していただいたので、
方向性を見出せて
「これならやっていけそう」と自信が持てました。最後まで
「やれそうだったらやってみて、
無理はしないでください」
と優しい言葉をいただき、
とても癒される60分間でした。もう少し頑張ってみようと思います。
今後、
またどうしたらいいか不安になった時に
矢菅さんに聞いてもらえると思うと、
強い味方ができたようでとても嬉しいです。ありがとうございました。
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Kさん、素敵なご感想を
本当にありがとうございました!
「時間管理ができない」の裏側にあるもの
Kさんのケースは
「予約枠の時間をオーバーしてしまう」
ことでしたが、
同じような悩みを抱える方は少なくありません。
私も前職の人材紹介会社で
キャリアアドバイザーとして働いていた時、
転職希望者の方との面談が予約時間内に収まらず、
よく悩んでいました。
目の前のお客様の時間を奪ってしまうし、
次に部屋を利用する人にも迷惑をかけるし、
自分の他の業務の時間も圧迫される──。
「どうして時間をうまく使えないんだろう」と、
自己嫌悪を抱いた時期があります。
でも実際には、
こうした悩みは
「時間を意識せず、
ダラダラと怠けてやっているから」
ではなく、
むしろ責任感が強く、
お客様に誠実でありたい人ほど
直面するものなのです。
もっと良いものを提供したい。
もっと喜んでもらいたい。
その気持ちが強いからこそ、
つい時間を超えてしまう。
そして「できなかった自分」を
責めてしまうのです。
責めてしまうときこそ、想いを見つめ直すチャンス
大切なのは、
「時間を守れなかった」
という表面だけを見るのではなく、
その背景や想いを丁寧に見つめること。
Kさんは「見栄や自信のなさ」
という背景にご自身で気づいた瞬間、
霧が晴れるように気持ちが整理されていきました。
そこから
「これならやっていけそう」と思えたのは、
無理に前向きになったわけではなく、
自分の中で納得できたからこそ生まれた言葉。
責めるエネルギーを
「よりよく活かしていく力」に変えるためには、
その背景や、
自分の中にある大切な想いを探ることが
欠かせないのだと思います。
かつて私自身も同じように
悩んでいた経験があります。
当時は「時間を守れないのは不誠実さの現れ」
だと決めつけて、
自分を責めてしまっていました。
けれど今振り返ると、
それはむしろ
「目の前の方に真剣に向き合いたい」
という気持ちの裏返しだったと思います。
「守れなかった自分」を否定せずに
お客様対応の時間を守れないとき、
それを「情けない」「恥ずかしい」
と否定してしまうのは簡単です。
でも、
そこにはきっと、
あなたなりの責任感や誠実さが隠れているはず。
自分を責めるより、
「なぜそうなったのか?」
を振り返ってみると、
新しい気づきが見えてくるかもしれません。
もし今、
あなたも同じように、
自分を責めてしまっているなら。
その背景や自分の中にある想いを、
一緒に見つめ直してみませんか。
それらは、
あなたがこれからの未来を進んでいくために
きっと役立つはずです。
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あなたのこれからのキャリアを、
人生を、
心から応援しています。
心理カウンセラー
矢菅まゆ