仕事のやる気が出ないときに、立ち止まって考えてみたこと
こんばんは。
心理カウンセラーの矢菅まゆです。
仕事に対してやる気が出ない。
忙しくしてはいるけど、
手ごたえがない。
実はこれ、
会社員時代に私自身が
感じていたことでもあります。
今日はそんなふうに、
しんどさを感じているあなたへ
届けたいメッセージがあります。
やりがいと「前に進んでいる実感」について考えてみた
前職でリーダー職になったとき、
マネジメントに関する本を
いろいろ読んでいた時期がありました。
その中で出会った
『マネージャーの最も大切な仕事』
という本に、
印象的な言葉がありました。
マネージャーの最も大切な仕事は、
やりがいのある仕事が進捗するよう支援することマネージャーの最も大切な仕事
95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力
テレサ・アマビール (著), スティーブン・クレイマー (著), 中竹竜二 (監修), 樋口武志 (翻訳)
つまり人は
「自分にとってのやりがい」と
「その仕事が前に進んでいるという実感」が
両方そろったときに一番力を発揮しやすい。
この両方がそろったとき、
人は「もう少しやってみようかな」
と思いやすくなる、ということ。
この本は、
組織の中でマネジメントを担う人に向けて
書かれたものです。
ただ、読み終えた後に私は、
「これはマネージャーに限らず、
働く立場にいる人なら、
当てはめられる考え方かもしれない」
と感じました。
というのも、
この考え方を読んだとき、
私は「なるほどな」と思った一方で、
最初はどこか他人事にも感じたからです。
頭では分かる。
でも、自分はできているかと言われると、
うーん……と立ち止まる。
こういうこと、ありませんか?
やりがいはある“はず”なのに、
手ごたえがない日も、
普通にある。
だからこそ、
この「やりがい」と
「前に進んでいる実感」は、
マネージャーの話というよりも、
働く私たち一人ひとりの話なんじゃないか。
そんなふうに思いました。
まとめると、
「自分にとってやりがいが感じられる仕事をして、
少しずつでも前に進んでいると
感じられるかどうか」。
これを自分で意識できるかどうかで、
仕事のやる気は大きく変わるのではないか。
この本を読み終えた後、
そんなふうに考えたのです。
やる気があった時と、なかった時を振り返ってみると
前の章で書いたように、
「やりがい」と
「前に進んでいるという実感」を
自分で感じられることが大事なのかもしれない、
と考えたあとで。
ふと、前職で
会社員として営業をしていた頃のことを
思い出しました。
やる気があった時期と、
そうでもなかった時期、
どちらもありましたが、
振り返ってみて、
「自分の行動の違い」があった
ことに気づいたのです。
たとえば、
仕事の中で「これはやりがいを感じたな」
と思った瞬間について、
社内で発信をしたとき。
それから、日報に
「今日はどんなことに取り組んだか」を
自分なりに書いていた時期。
今思うと、
それらをしていた時期は、
比較的やる気があったように思います。
結果として、
営業成績もついてきていましたが、
当時の私は、
そこまで意識していませんでした。
ただ正直に言うと、
これらの行動について、
毎日ずっと続けられていたわけではありませんでした。
忙しくなったり、
気持ちに余裕がなくなると、
そういうことは、
すぐに後回しになりやすかったです。
そして、
これらの行動をしていなかった時期は、
やる気も下がっていたし、
結果として営業成績も、
あまり振るわなかったように思います。
そして当時は、
このことについてあまり深く考えていませんでした。
でも今振り返ると、
やりがいを感じたことや、
今日やったことを、
自分で言葉にしていたかどうか。
それが、
思っていた以上に
大きかったのかもしれません。
立ち止まって考えてみる時間をもってみる
ここまで読んでくださって、
ありがとうございます。
もし今、
「なるほど、
私もそうかもしれない」
と思うところがあったとしても、
無理に何かを変えなくても大丈夫。
ただ、
「仕事のやる気が出なくてしんどい」
「この状態から抜け出したい」
と感じているのなら。
まずはほんの少しだけ、
たとえば以下のように、
自分の感覚を振り返ってみるのも
ひとつの手かもしれません。
・最近の仕事の中で
「これは少し手ごたえがあったな」
「やっていて良かったな」
と感じた瞬間はあったかな?
・どんなに小さくても、
「今日はこれをやった」
と思えることはあったかな?
すぐに答えが出なくても、
それはそれで問題ありません。
「分からないな」
と思うこと自体が、
今の自分の正直な感覚だからです。
もしかすると、
「そもそも最近、
全くやりがいが感じられていない……」
と感じた人もいるかもしれませんね。
何をしても手ごたえがなくて、
「このままでいいのかな」と
同じ考えが頭の中を巡ってしまう。
考えても答えが出ないまま、
気持ちだけが疲れてしまう。
そんな状態になることも、
あるかと思います。
私が提供しているカウンセリングは、
今の状況を一度立ち止まって整理し、
「何が引っかかっているのか」などを
一緒に言葉にしていきます。
そうしていく中で、
「こうしたら良くなりそうかも」
「少しやる気が出そう」
と思える糸口が、
少しずつ見えていきます。
私自身もカウンセリングを通して、
そうやって少しずつ、
立ち止まりながら進んできました。
今すぐ答えが出なくても大丈夫。
ただ、
一人で考え続けなくていい場所があると、
知ってもらえたら嬉しいです。
その場所で、
私もあなたのお話を聴きながら、
一緒に考えていけたらと思っています。
あなたのこれからのキャリアを、
人生を、
心から応援しています。
心理カウンセラー
矢菅まゆ
