こんにちは。
心理カウンセラーの矢菅まゆです。
明確な辞めたい理由があるわけではないのに、
気づくと転職サイトで求人票を見てしまう──
そんな経験はありませんか?
無意識に求人票を眺めてしまう行動は、
実は心からのサインかもしれません。
本記事では、
【なぜ求人票を見てしまうのか/
それが示す心のサイン/向き合い方】
を解説します。

転職サイトをなんとなく見てしまう心理とは?
「良い求人票ないかな」と、
求人票をスクロールして眺めてしまう。
それはまるで、
YouTubeやその他のSNSで
「何か面白い動画や記事はないかな~」
と、延々とスクロールしている
感覚に似ているなと、
私は感じています。
しばらく眺め続けるものの、
気づけば疲れてやめる。
そしてまた時間が経つと、
同じように求人票を開いてしまう──。
この繰り返しは、
単なる習慣ではなく
「現状への飽き」や
「刺激・希望を探す心理」の表れです。
「今すぐ転職活動を始めよう」
とまでは思っていなくても、
なんとなく求人票を見てしまうのは、
心が小さなサインを出している
証拠かもしれません。
転職サイトを見てしまうときの心のサイン4つ
転職サイトを眺めるというのは、
一見すると
「ただの暇つぶし」や「現実逃避」
のように思えるかもしれません。
ですがその裏側には、
たとえば以下のように、
今の自分が大切にしている価値観や、
これから変わっていきたいという気持ちが
隠れていることが多いのです。
①環境への違和感
会社の方針や社風、
人間関係に小さなズレを感じている。
②価値観の変化
以前は満足していた条件や環境が、
今の自分には合わなくなってきている。
③ここではないどこかへの欲求
「今よりもっと良い場所があるんじゃないか」と、
今の環境に落ち着かずに
外へ気持ちが向いてしまう心理。
④将来への不安
このまま今の環境でいいのか、
成長が止まっているのではないか、
という漠然とした気持ち。
つまり、
「求人票をなんとなく見る」という行動は、
あなたの心が「変化の時期に来ているよ」
と伝えてくれているサインなのです。
求人票に惹かれるポイントから分かる“自分の本音”
求人票を眺める行為は
「逃げ」ではありません。
むしろ、
自分の本音に気づく
きっかけにすることができます。
特に、
どんな求人票に目が止まったかを振り返ると、
自分の価値観や欲求の一部が見えてきます。
・福利厚生やお給料に反応していた?
・仕事内容にワクワクした?
・会社の理念や文化に惹かれた?
求人票を見てしまう時間を
「自分を理解するための材料」
に変えることで、
自分が大切にしている価値観や
これから求めている方向性が見えてきます。
求人票を眺める自分を責めずに、サインとして受け取ろう
求人票を“なんとなく”見てしまうのは、
心が変化の兆しを教えてくれているサインです。
求人票を“なんとなく”
見てしまうことを責めるのではなく、
サインを受け止めて今後の
自分のために活かすことが大切。
自分の気持ちを整理していく過程で、
「今の環境でできる工夫をしてみよう」
と思ったり、
「転職した方が良い」と分かったり。
自分が今後進むと良い方向性が、
よりクリアに見えてきます。
もし一人で整理するのが難しい、
視野が狭くなってしまうと感じるときは、
第三者に話してみるのも有効です。
カウンセリングのように
安心できる場で本音を整理していくと、
自分の次の一歩が見えやすくなります。
私は前職で、
人材紹介会社のキャリアアドバイザーとして
2000名以上の方々の
転職・キャリア相談にのってきました。
その経験を活かしつつも、
企業やエージェントの都合とは
無関係なフラットな視点で、
あなたの進みたい方向性について
一緒に考えていくことができます。
現在、
カウンセリングのモニターを募集しております。

良かったらこちらで、
あなたの今の迷っている気持ちや
モヤモヤした気持ちなど
聞かせていただけたら嬉しいです。
あなたのこれからのキャリアを、
人生を、
心から応援しています。
心理カウンセラー
矢菅まゆ