仕事につかれたとき

仕事は好きだったのに、やる気が出ない理由と対処法

こんばんは。
心理カウンセラーの矢菅まゆです。

 

「前は仕事が好きだった。

でも、
最近なんだか、
働くことがしんどい。」

そう感じることはありませんか?

「なんでこんなに気が重いんだろう」と、
自分でもよく分からないまま仕事をするー─

今日はそんなあなたに、
届けたい言葉があります。

「仕事好き」な人ほど、燃え尽きやすい

仕事がしんどいと感じるあなたは、
きっと、
がんばり屋さんなんだと思います。

「やりがい」や「成果」にこだわってきた。

誰よりも真面目に、
責任を持って、
丁寧に仕事に向き合ってきた。

人に迷惑をかけたくなくて、
期待に応えたくて、

時に自分を後回しにしてでも
「良い仕事をしたい」と頑張ってきた。

だけど実は、
そういう人ほど、
知らないうちに
心がすり減っていくことがあるんです。

頑張っている最中は、
なかなかその疲れに気づけないんですよね。

 

・休んでも疲れが取れない

・好きだった仕事に、
もう喜びを感じられない

・お客様や同僚の顔を見たくない……
と思ってしまう

・仕事が終わって家に着いたら、
ぐったりして動けない

・夜なかなか眠れない

・小さなミスが増えた

それでも、
「なんとかしなくちゃ」と気力でやり切る。

だけど、
その気力頼みの働き方が続くと、
心も体も、
確実に削られていきます。

そうしてがんばり屋さんほど、
こうした「心のサイン」に気づいて対処するのが、
遅くなってしまいやすいのです。

そのしんどさは、心からのサイン

「もっと頑張れば、
また前みたいに楽しく働けるはず」

「ここで踏ん張らなきゃ、
今までの努力が無駄になる気がする」

そうやって、
自分を奮い立たせようとしていませんか?

 

でも心の奥ではもう、
「もう無理かも」
「ちょっと止まりたい」
と叫んでいる。

やる気が出ないのは、
怠けているからじゃない。

それはきっと、
「今はエネルギーが足りていないよ」
という心からのサインなんです。

かつてやりがいを感じていたことが、
今は心に響かないのだとしたら──

それは、
あなたの内側が“変化”してきた証かもしれません。

 

私もかつて、
同じように「仕事がしんどい」と
感じていた時期がありました。

夜になかなか寝つけず、
朝の通勤電車の窓から見える景色が、
まるで色を失ったように感じて──

「この仕事、
好きだったはずなのに……
なんでこんなにつらいんだろう」

と思っていました。

気づけば、
エネルギーが底をついていた。

(燃え尽きたときのエピソードは
こちら

それでもなお、
「もっとがんばらなきゃ」と
自分を責めていたあの頃の私に、
今ならこう言いたいです。

「それは“弱いから”じゃない。
“よく頑張ってきた証”だよ」と。

しんどさを感じたときに、まずできること

しんどさを感じたときに、
いきなり人生全体を変えようとしなくて大丈夫。

まずは「今日を生き抜くためのケア」を、
ほんの少しだけでも。

 

▷身体へのノウハウ
・とにかく眠れるときは寝てみる

・湯船に少し長めに浸かって、
身体の力を意識的に抜いてみる

・朝、日光を浴びるようにしてみる
(ベランダでもOK)

 

▷心へのノウハウ
・「〜しなきゃ」ではなく、
「〜したい」を大切にする時間をつくってみる

・今の感情を、紙に書き出してみる
(うまく書こうとしなくて大丈夫)

・「何の制約もなかったら、
本当はどうしたい?」と問いかけてみる

 

▷状態別おすすめ
・とにかく疲れているときは
→ まず寝る・お風呂・日光

・頭がモヤモヤしているときは
→ 書く・ぼーっとする

・心が動かなくなっているときは
→ “したい”を探す

 

やる気が出ないあなたは、
ダメなんかじゃない。

むしろ、
それだけたくさん頑張ってきた証拠です。

あなたの心が、
「ちょっと止まろうよ」
と言ってくれているだけ。

 

もしかしたら、
先ほどお伝えしたノウハウも
「やる気力がおきない」

と思ったかたも、
いらっしゃるかもしれません。

そんなときは、
まず休むことが最優先。

そして、
もしできそうなら、
誰かに話を聞いてもらうのも一つの方法です。

カウンセリングという選択肢も、
あなたの味方になれるかもしれません。

私は、
あなたの力になりたいと心から願っています。

よかったら、
あなたのお話、
聞かせてくださいね。

 

 

 

あなたのこれからのキャリアを、
人生を、
心から応援しています。

 

心理カウンセラー
矢菅まゆ