仕事につかれたとき

成果を出しているのに満たされない理由と、その背景にある3つの心理

こんにちは。
心理カウンセラーの矢菅まゆです。

 

仕事でも評価されている。

周りからは「すごいね」と言われる。

それでもどこか虚しさが残る。

今日はそんな
「成果を出しているのに満たされない」
理由を3つの側面からお伝えします。

“外側の成果”と“内側の納得感”の不一致

周囲からの評価や、
数字として見える成果は、
目に見える形で残ります。

けれど、
自分の価値観や本心とずれている成果は、
どれだけ積み上げても満たされにくいものです。

「成果は出ているのになぜか疲れる」──
そんな経験はありませんか?

それは、
“自分にとっての納得”が
置き去りになっているサインです。

どれだけ他の人から褒められたとしても、
自分の内側が「これがやりたかったことだ」
と思えていなければ、
なかなか心は満たされません。

たとえば、
企業向けの商品を扱う
営業職として成果を出していても

「本当はもっと身近な
個人向けサービスに関わりたい」
と思っていたりする場合。

「企業向けの商品を売ること」
も社会に貢献していると頭では分かっていても、

心の奥では
“それは自分にとっての
やりがいとは違う”と感じる。

そういった違和感を抱えているのです。

「認められたい」から頑張ることの限界

「認められたい」という気持ちは、
誰にでもある自然な感情です。

それがあるからこそ、
人は努力できたり、
成長できたりもします。

ただ、
すべての行動の軸が
「認められるため」になってしまうと、

自分の行動の全てが
“他人次第”になってしまうのです。

褒められた瞬間は確かに嬉しい。

でも、
その喜びはすぐに消えてしまう。

そしてまた
「認められるために頑張り続けないと」
と自分を追い立ててしまう。

その状態は、
喜びの根っこが“自分の内側”ではなく、
“他人の評価”に結びついているため、
どれだけ成果を出しても安心できません。

気づけば、
自分の心を置き去りに
なってしまうことがあります。

無価値感が“もっともっと”を生み出す

【こんな私は価値がない】と感じる感情を
「無価値感」と言うのですが、
「自分には価値がない」と感じると、
その穴を“成果”で埋めようとしてしまいます。

仕事で成果を出せば、
自分の価値が上がるのではないか。

そう思って、
必死に頑張る。

けれど、
それで成果が出たとしても、
根っこである無価値感はなかなか満たされません。

「こんなんじゃ足りない」
「もっともっと……」
と焦り、
気づけばハードワークのループに陥る。

やがて、
心や体が限界を迎えてしまうこともあります。

心が納得する“成果”とは

本当に大切なのは、
外側からの評価ではなく、

自分の内側から「これがよかった」
と思える感覚があること。

その感覚を取り戻すためには、
「自分はこれが好き」
「自分はこういうときに
楽しいしやりがいを感じる」

といった、
自分自身の感覚に立ち返ることが大切です。

一度紙に書き出すことを通して、
自分自身の感覚に立ち返る時間をとってみると
良いかもしれません。

 

とはいえいざ書こうとすると、
「うまく言葉にできない」
「何を書けばいいかわからない」
そんなこともあると思います。

そんなときは、
カウンセリングで誰かに
話してみるのも一つの方法です。

私が行っているカウンセリングモニターでは、
「本当は何がしたいと思っているのか」
「どんなときに心から楽しいと感じるか」

といった、
あなたの本心を一緒に探っていくことができます。

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もしかするとあなた今、
「頑張っているのに満たされない」
そんなモヤモヤを抱えているかもしれません。

外側の成果や評価を追いかけるのを一旦やめて、
自分の内側からの“納得感”を取り戻したとき、

「成果を出しながらも、
自分自身が満たされる」

そんな状態に少しずつ近づいていけます。

 

「ちょっと話してみようかな」
と思ったタイミングで、
お話を聞かせていただけたら嬉しいです。

 

 

あなたのこれからのキャリアを、
人生を、
心から応援しています。

 

心理カウンセラー
矢菅まゆ