仕事につかれたとき

外では平気なふりをして、帰るとぐったりしてしまうあなたへ

こんばんは。
心理カウンセラーの矢菅まゆです。

 

仕事中は笑っていた。
周りには「大丈夫そう」に見せていた。

でも家に帰った瞬間、
全身から力が抜けてしまう──
そんな日はありませんか?

誰にも弱音を見せないまま、
静かに耐えて、抱えて、
乗り切った“今日のあなた”へ。

なぜ「平気な顔」が身についてしまうのか

私たちは気づかないうちに、
“平気な顔”を身につけていくものです。

本音よりも周囲の期待を優先したり、
場の空気を壊さないように、
つい笑顔で合わせてしたり。

「迷惑をかけたくない」
「弱く見られたくない」

そんな思いから、
自分の感情をそっと胸の奥にしまい込み、
何でもないような表情で
乗り切る術を覚えていく。

責任感が強く、
まじめに働くことを
大切にしてきた人ほど、

その“役割の笑顔”が
自然と板についていきます。

そして、
人と直接関わる仕事──
営業、販売、接客、窓口、教員、介護など──では、

どうしても“平気な顔”で
やり過ごさなければならない場面が多い。

決して、
あなたのせいではありません。

そうせざるを得ない背景があるだけなのです。

外からは見えない“今日のあなたの頑張り”

どれだけ“平気な顔”をしていても、
きっと、
あなたの内側では
たくさんのことが起きていたはずです。

 

たとえば──

・本当はしんどかったのに、会議で発言をした。
・相手の表情を読みながら、余計な波風が立たないように言葉を選んだ。
・理不尽なことを言われても、丁寧な対応を続けた。
・誰にも気づかれないよう、
ひとりになれる場所を探して深呼吸し、
なんとか自分の気持ちを整えた。
・帰り道、気力が残っていなかったけれど
仕事のメッセージだけは確認した。

 

こうした一つ一つの行動は、
他の人にはなかなか気づかれにくいものです。

でも、
本当はどれも簡単なことではありません。

それはまさに、あなたが
“今日を生き抜いた力”そのもの。

誰にも見えなかった努力が、
確かにそこにあった。

そして──
今日を乗り切った。

それだけでもう十分すごいのです。

自分の気持ちを取り戻すための、小さな回復のヒント

ここからは、
少し余裕があるかなと感じる日にだけ、
あなたのペースで試してみてほしいことを書いていきます。

まず、
できそうなら──

「あの場面、本当はどう感じていた?」

と、短く自分に問いかけてみてください。

答えが出ても、出なくても、大丈夫。

無理にその後に活かそうとする必要はありません。

今日はもう無理だなと思う、
そういう日は、
“問いかけなくていい日”です。

代わりに“今日の誰にも見えなかった努力”を
一つだけ思い出す。

それだけで、
もう十分です。

そうやって今日という一日を振り返ってみると、
「思っていた以上に頑張っていた自分」
に気づくことがあります。

 

ひとりで抱えて頑張り続けてきた人ほど、
安心できる場所で自分の気持ちに触れると、
驚くほど心がゆるむことがあります。

だからこそ、
時に誰かに頼ったり、
話を聞いてもらったりすることも、
あなたを支える大切な選択肢のひとつになります。

良かったら、
いつでもあなたの大切なお話、
聴かせてくださいね。

焦らなくていいし、
今すぐ変わらなくていい。

ただ、
自分の気持ちを置き去りにしないでほしい──
そんな願いを込めて。

 

 

あなたのこれからのキャリアを、
人生を、
心から応援しています。

 

心理カウンセラー
矢菅まゆ