こんにちは!
心理カウンセラーの矢菅まゆです。
今日はいつもと少し違った内容でお届けします。
先日参加したある出版記念パーティーを通じて
改めて「傾聴」や
「人の話を聴くこと」について
感じることがあったので、
言葉にしてみようと思います。
↓以下の本の出版記念パーティに参加してきました。
該当の本とパーティの記念品のしおりです。

『傾聴の極意』出版記念パーティ
2025年5月31日に、
恩師である公認心理士の
中越裕史先生が出版された
「傾聴の極意」の出版記念パーティに
参加してきました!
パーティには、
先生と出版社の編集者の方、
中越先生が開催されている
中越オンラインカウンセリング講座の
卒業生・受講生が参加。
これまでは先生・受講生共にこれまでオンライン上での
コミュニケーション中心でしたが、
この会では対面で顔を合わせることができました。
参加されていた皆さんのあたたかさに
直接触れることができる、
非常に貴重な機会となりました。
恩師・中越先生との出会いとご縁
中越先生には、
2018年に初めてカウンセリングを受けて以来、
キャリアの節目などでたびたび
ご相談させていただいています。
また、
2023年〜2024年には
中越オンラインカウンセリング講座を受講し、
今もこうしてご縁が続いていることに感謝をしています。
中越先生の穏やかで深い傾聴の姿勢に、
これまで私は何度も救われてきました。
この先は
『傾聴の極意』の本の内容にちなんで、
私なりの「傾聴」「人の話を聴く」ことに対する
考え方をお伝えできればと思います。
「人の話を聞くことなら誰でもできる」のか?
私は25歳~31歳にかけて、
人材紹介会社でキャリアアドバイザーとして
6年間働いていました。
その際前職の方が言っていた言葉で、
私がずっと違和感を持っている言葉があります。
それは
「人の話を聞くことなら誰でもできる」
という言葉です。
確かに表面的に「人の話を聞く」ことなら、
誰にでもできるのかもしれません。
実際、
ビジネスの現場では「傾聴」が
テクニックとしてよく語られています。
例えば、
上司が部下の話を聞くとき。
やる気を引き出したり、
離職を防ぐための「手段」として
傾聴が用いられるケースも多いと感じます。
けれども私は、
「本当に人の話を聴く」ことは
そんなに簡単なことではないと思っています。
本書でも
「傾聴は人としての在り方であり、
決して単なる技術ではない」
と語られています。
(中越裕史著
『傾聴の極意「カウンセリングの神様」
カール・ロジャーズの教えと〈これからの聴き方〉』より)
ただのテクニックじゃない、「聴く」ということ
そのため私は、
本当の意味で「人の話を聴く」ことは
誰にでもすぐ簡単に出来るようなものではなく、
一生をかけて体現していく生き様であると考えています。
様々な目的を果たす手段として
「傾聴」を用いるのではなく、
自分自身の生き方である
ということです。
この想いを胸にカウンセリングに向き合っていきたいと
決意を新たにしました。
ですのでカウンセリングでは、
どんなことでも、
安心して話してくださいね。
あなたの中にある
「本当の想い」を大切にしながら、
一緒にこれからの道を探していけたらと思っています。
誠心誠意サポートさせていただきます。
あなたのこれからのキャリアを、
人生を、
心から応援しています。
心理カウンセラー
矢菅まゆ