プロフィール

心理カウンセラー
矢菅まゆ(やすげまゆ)

11月1日生まれ/30代前半
東京出身
既婚

好きなもの:ミュージカル レ・ミゼラブル、カフェラテ
好きなこと:夫とゆっくりする、青空と緑を眺めながらの日光浴、桜の花見

自己紹介

昔の私は、
がんばることをやめるのが、こわかった。

「もっとできるはず」
「ここで踏ん張れなきゃ、意味がない」
そうやって、いつも気力で自分を引っぱっていました。

 

こんにちは。
心理カウンセラーの矢菅まゆです。

このページを訪れてくださり、
本当にありがとうございます。

たくさんの情報の中から、
こうして私を見つけてくださったことに、
心から感謝しています。

私はもともと、
人材紹介会社でキャリアアドバイザーとして働いていました。
これまで2000名以上の方の転職をサポートしてきました。

たくさんの方とお話しする中で感じていたのは、
「転職」や「働き方」などの表面に見えている悩みの奥に、
本当はもっと深い「気持ち」や「葛藤」があるということでした。

・もうがんばれないと思っているのに、がんばるのをやめられない
・仕事は嫌いじゃないのに、モヤモヤが晴れない
・何かを変えたいけど、どうしたら良いか分からない

私自身も、
そういった違和感を抱えながら働いていたひとりです。

転職支援の仕事は、
非常にやりがいがありました。
前職で得られた経験は、
私にとってかけがえのないものです。

けれど、
制度や時間、数字に縛られるなかで
「もっと深い部分で関わりたいのに、できない」
そんなジレンマに、私も限界を感じていました。

だからこそ今は、
心理カウンセラーという立場で、

「仕事の話だけじゃない、その人のまるごとの人生」の
サポートをしています。

自分の気持ちが見えなくなったとき。

どこにも出口が見えないと感じるとき。

そんなとき、安心して話せる場所があるだけでも、
人はすこしずつ自分の輪郭を取り戻していけるんです。

 

もし今、あなたが立ち止まっているとしたら。

それは「もっと自然体で生きたい」という
あなたの内側からのサインかもしれません。

そんなあなたの歩みに、お力になりたい。
その想いを胸に、一人ひとりの迷いや悩みに正面から向き合っています。

カウンセリングスタイル

人に弱さを見せるのが苦手。

誰かに頼るくらいなら、ひとりで抱えたほうがいい。

かつて私も、そう思っていた時期がありました。

 

でも本当は──

安心して話せる場所があるだけで、
人は少しずつ、自分の本音に触れていける。

私はそう実感しています。

私のカウンセリングの場では、
うまく言葉にできなくても大丈夫です。

気持ちがまとまっていなくても、涙が出てしまっても、もちろん大丈夫。

 

「こんなことで悩んでいる自分が恥ずかしい」

そんなふうに感じるときほど、
実は誰かに話を聞いてもらうことが、
とても大切だったりします。

また、お話しいただいたことが、
あなたの了承なく外に出ることはありません。

自分の気持ちに丁寧に向き合う時間を、
どうか安心して過ごしてください。

 

必要に応じて、
カウンセラーとしての視点から、
選択肢の整理や、
心の奥にある願いの見つけ方などをお伝えすることもあります。

でも、私がお伝えしたことを受けてどう行動するかは、
あなた自身で決めていいんです。

私が大切にしているのは、

頭で考えた「こうすべき」ではなく、
あなたの内側から湧き上がる「こうしたい」という想いに気づき、
その想いをもとに、あなた自身が選び取っていくこと。

 

その選択に出会っていくプロセスこそが、
あなたが本心とつながり、人生を切り開いていく力になると信じています。

だからこそ、私はその時間に、真剣に向き合っています。

私のこれまでの歩み

ここからは、
少し私自身のことをお話しさせてください。

 

心理学との出会い

私が心理学に興味を持ったのは、
いつからかはっきりとは思い出せません。

気がつけば図書館で、
子供向けの「○○心理学」といった本を
借りて読むような子どもでした。

進路選択のときも迷わず心理学科を選び、
大学で学びを深めました。

想像していたものとは少し違う部分もありましたが、
「知りたい」「学びたい」という
純粋な気持ちで学べたことは、
今でも大きな財産だと感じています。

 

そして大学3年生の頃、
卒業後の進路を考えはじめます。

まだまともに働いたこともなかったですが、
「働く人の支えになるようなカウンセリングがしたい」
と思うようになりました。

 

でも、心理学やカウンセラーで食べていける人は本当に一握り。

さらに、働く人のカウンセリングに関われる職場は極めて少なく、
あっても社会人経験が求められることを知りました。

「大学院に進学してまでがんばる気持ちにはなれない…」
「周りと違う道を選ぶのが怖いから、
安心できる方を選びたい」

そんな気持ちから、
私は一般企業への就職を選びました。

 

社会人1社目:「携帯ショップのお姉さん」

新卒で入社したのは、
携帯電話の販売会社でした。

正直、携帯電話には興味が持てなかったのですが、
人と接することは好きだったので、
何とかやれていた気がします。

でも、2年目の終わりごろ、
心の中にふと湧いた違和感がありました。

「この仕事、
10年後も続けている自分が想像できない」

 

自分が何を大切にしたいのか、
どう生きていきたいのか分からなくなり、
大学生のころに学んだ心理学と関わりのある
カウンセリングを受けてみることにしたのです。

その経験は、私にとって
「心と丁寧に向き合う時間」になりました。

 

社会人2社目:キャリアアドバイザーとしての日々

その後、人に気づきを与える仕事がしたいと思い、
人材紹介会社に転職。

キャリアアドバイザーとして働きはじめました。

転職という人生の節目に関わるこの仕事に、
私は大きなやりがいを感じていました。

「人生のご支援」だと思いながら、
お一人おひとりに真剣に向き合う。

転職先が決まったときに感謝の言葉をいただいたり、
転職後に活躍されている様子をお聞きしたりすると、
胸が熱くなるような喜びがありました。

 

でも、時間や制度の制約がある中で、
「もっと深く気持ちに寄り添いたいのに、できない」
そんな葛藤を抱えるようになっていきました。

仕事への想いが強かった分、
心も身体も次第に疲れていきました。

無理を重ねるうちに、
夜に眠れなくなったり、
通勤中の電車から見える景色が、
どこか灰色に感じられるようになりました。

がんばりたいのに、がんばれない。
そんな自分が情けなくて、
それでも、もうがんばれない――。

そうやって、少しずつ私の心のエネルギーは切れていき、
気づけば、燃え尽きてしまっていました。

 

働き方を見直して部署を変えたり、
会社と交渉を重ねたりもしました。

けれど心の中では、
「もっと早く成果を出すべきだったのに、
できなくて……ごめんなさい」

「経験があるなら完璧にこなすべきなのに、
それができていなくて……申し訳ない」

そんな想いが、ずっと消えずにいました。

何をしても、
自分を責める気持ちが拭えなかったのです。

やがて「会社にいるだけで苦しい」
と感じるようになっていきました。

 

本心と向き合う。そして、独立へ

平日は「ここにいるだけで苦しい」と感じる日々のなか、
何をしても自分を責めてしまうような、
どうにもならない心の重たさを抱えて働いていました。

それでもどこかで、
「このままではいけない」と感じていた私は、

休日になるとカウンセリングを受けたり、
心理学の講座を受講したりして、
自分自身と向き合う時間をつくるようになりました。

そしてある日、
カウンセリングを通してはっきりと気づかされたのです。

 

「本当は
『働く人の心のサポート、カウンセリング』がしたい。

誰かが決めた“こうあるべき”や、“正しさ”に縛られるのではなく、
その人自身の本心に寄り添う関わりがしたい」と。

その気持ちは、
ずっとずっと前から、私の中にあったものでした。

 

今、私は心理カウンセラーとして、

「自分の本心に従って、
自然体で生きる人を増やしたい」

という思いで、日々相談者さんに向き合っています。

無理をせず、リラックスした状態で
自分の仕事や人生に向き合える――

そんなあり方を、これからも大切にしていきたいと思っています。

カウンセリングと共にある人生

私にとってカウンセリングは
“特別なもの”というより、
人生のさまざまな節目で、
自然とそばにあったものでした。

学生時代から心理学に興味をもち、
社会に出てからは、壁にぶつかるたびに
カウンセリングを受けてきました。

 

カウンセリングを通して私が得てきたものは、
本当にたくさんありますが、
たとえばこんな変化がありました。

・自分は本当はどうしたいのかが、少しずつ見えるようになった
・無意識に抱えていた思い込みから自由になれた
・無理せずリラックスした状態で、
仕事や人生に向き合えるようになった

 

そんな経験を経て、今の私は、
「働く人の心に寄り添うカウンセリング」を、
自分の道として大切に育てながら歩んでいます。

私にとってカウンセリングは
「心の余白、ゆとりを取り戻す時間」であり、
「これからの自分の進む方向を見つけるきっかけ」
でもありました。

そして今は、
かつての私と同じように悩んだり、
立ち止まっているあなたのそばで

「本来の自分に戻り、
自分の道を見つけていく」
サポートをしています。

カウンセリングの得意分野

私はこれまで、「働く人の心」に寄り添うことを軸に
キャリアに悩む女子を中心にカウンセリングを行ってきました。

特に多くご相談いただくのは、以下のようなテーマです。

・転職やキャリアの迷い
・仕事で燃え尽きてしまう、というパターンからの脱却
・がんばりすぎによる罪悪感・無価値感
・「仕事は好きだったはずなのに、もうしんどい」と感じる
・自己実現したいのに、何を目指していいか分からない
・職場での人間関係に疲れ、自分を見失っている

 

中でも「転職」に関するご相談には、
前職でのキャリアアドバイザーとしての
経験を活かすことができます。

人材紹介会社で2000名以上の転職支援を行ってきた立場として、

「転職したほうがいいのか、それとも今のままがいいのか?」
「転職では解決しない“心の違和感”の正体を探りたい」
「エージェントには言いづらいキャリアのモヤモヤを整理したい」

といったご相談にも、
求人紹介などに縛られないフラットな立場から伴走できます。

 

また、言葉になっていない思いにこそ、
丁寧に耳を傾けたいと思っています。

・気づいたらずっと我慢していた
・漠然と不安だけど、何がつらいのか自分でもよく分からない
・心も身体も、ずっと緊張している気がする

そんな声にならない感覚こそ、
その方らしさを取り戻すヒントが
隠れていると感じるからです。

 

「これくらいで相談していいのかな」
と迷うときこそ、
どうぞ安心してお話しくださいね。

私は、誰かに話すことは、
弱さではなく、自分と向き合おうとする「強さ」だと思っています。

だからこそ、その勇気を、しっかりと受けとめられる存在でありたい。

その覚悟をもって、あなたの心に丁寧に耳を傾けていきます。

最後に、私からあなたへメッセージ

カウンセリングと聞くと、

「何か大きな問題がある人が受けるもの」
「私はまだそこまでではない」

そう感じられる方も、少なくありません。

 

でも実は、
ちょっとした違和感や、モヤモヤを抱えているときこそ、
自分の心に耳を傾けるタイミングだったりするのです。

・ もう何をがんばったらいいか分からない
・ 今まで通りに働けなくなっている自分に戸惑っている
・ 休んでも休んだ気がしない

そんな状態にあるときは、
「今までと同じやり方では、もう続けられない」という、
あなたの心からのサインかもしれません。

 

あなたが弱いわけでも、間違っているわけでもありません。

ただ、ずっとがんばり続けてきたことで、
今のあなたにとって
「立ち止まること」が必要になっているのかもしれません。

 

「ひとりでがんばり続ける毎日」を終わらせるために。

まずは、その一歩を踏み出してみませんか?

心から、あなたのお力になれたらと願っています。

 

そして――

その先であなたが、
自分の本心に気づき、

自分のペースでキャリアを、
人生を選び、
切り開いていけるようになること。

そんな未来を実現していきましょう。

 

あなたには、
自分らしい道を選んで歩んでいける力がある――

私はそう信じています。

 

矢菅まゆ