仕事につかれたとき

“まだ大丈夫”と一人で抱え込んでしまうあなたへ──限界になる前にできること

こんばんは。
心理カウンセラーの矢菅まゆです。

 

つらいとき、
しんどいとき──

「なんだかしんどいけど、
誰にも言えない」

そうやって、
ひとりで抱えてがんばってしまうこと、
ありませんか?

今日はそんなあなたに、
届けたいメッセージがあります。

人生には、誰にだって“しんどい時期”がある

一見うまくいっているように見える人でも、
心の中では泣きたいような気持ちを抱えていることがあります。

仕事、家庭、恋愛、人間関係……

悩みのかたちも、
つらさの種類も、
人それぞれ。

人生、
生きていれば、
ほんとうにいろんなことがあります。

それでも、
「私だけがこんな気持ちなのかも」
と思ってしまう。

特に、
真面目な頑張り屋さんほど、
「こんなことで弱音を吐いてはいけない」
と思って、
誰にも言えずにしまい込んでしまいがちです。

気づけば、
心の中の「誰にも見せられない荷物」は
どんどん雪だるまのように膨れ上がっていく。

そうして、
自分でも気づかないうちに、
限界が近づいていることもあります。

救われたのは、“話せる誰か”がいたから

私もこれまで、
しんどさを抱えたときに、
何度もカウンセリングに助けられてきました。

「話しているだけで泣けてきた」
「ただ聞いてくれるだけでホッとした」

そんな瞬間が何度もありました。

 

話を聞いてもらうことで、
悩みのすべてが、
その場ですぐに解決するとは限りません。

ただ、
受け止めてもらえることで、
1人で背負い込んでいた荷物がその分、
ふっと軽くなる。

そして、
誰かに話すことで
「自分でも気づいていなかった本当の気持ち」
に出会えることもあります。

 

私は、
「正解を押しつけない、ひとりの“人”」
に話を聞いてもらうことに、
意味があると思っています。

表情やうなずき、
沈黙の中に流れるあたたかさや
その人からあふれてくるパワーや生きる力。

言葉にならない部分から、
「受け止めてもらえた」
と感じる時間が、
確かにあるのです。

そして、
「また前に進んでみようかな」
と思うことができる。

 

話を聴いてもらうことは、
“弱さ”ではなく、
“自分を大切にする行動”なのだと、
私は思います。

あなたも、どうかひとりで抱え込まないで

もし今、
心がつらいと感じているなら、
ひとりで抱え込まずに、
その気持ちを誰かに話してみてほしい。

それは、
決して「迷惑をかけること」ではありません。

がんばり屋さんほど、
「まだがんばれる」
と思ってしまうこともあるかもしれません。

でも、
気持ちを言葉にすることは、
自分の心を守るための大切な一歩です。

 

つらい気持ちを抱えたまま、
頑張り続けているあなたへ。

「支えが欲しいな」
「ちょっと誰かにそばにいてほしいな」──

そんなふうに感じたときには、
その気持ちを、
心のままに外に出してみてください。

身近な人にぽつりとこぼしてみるだけでも、
少しずつ心がほぐれていくことがあります。

また、
あなたが心の内を伝えてくれたことで、
「そばにいられてよかった」
と感じる人がいるかもしれません。

そのつながりが、
あなたの心を支えてくれることも。

 

もし、
「このままだと、
ちょっと限界かも」
と感じる瞬間があったら──
どうか、
ひとりで抱え込まないで。

そのときは、
あなたの大切なお話を
まっすぐに“聴く存在”として、
そばにいられたら、
心からうれしく思います。

 

あなたのこれからのキャリアを、
人生を、
心から応援しています。

 

心理カウンセラー
矢菅まゆ