こんにちは！
心理カウンセラーの矢菅まゆです。
今の環境に縛られているように感じ、
息が詰まる。
自由に身動きできず、
がんじがらめになっているように感じる。
そういった悩みはありませんか？
私も以前そのように思い悩み
「自分はかごの中の鳥のようだ」
と嘆いていたことがあります。
今日は「かごの中の鳥」というキーワードで、
お話をしていきたいと思います。
「かごの中の鳥」とは
今回ブログを書くにあたって、
言葉の意味を調べ直しました。
かごの中の鳥とは
「籠（かご）の中の鳥」
「籠（かご）の鳥」
「籠中（こちゅう）の鳥」
と表現したりもしますが、
「籠の中の鳥のように、
身の自由が束縛されている状態のたとえ。
また、
そのような境遇の人。
籠の中の鳥。」
という意味があります。
私は以前自分のことを
「かごの中の鳥のようだ」
と嘆いていましたが、
もちろん
肉体的に身の自由が
束縛されていたわけではありません。
あくまで、
精神状態の話です。
私は前職で働いていた時に
「いずれは今の会社を辞めて、
働く人のカウンセリングを自営でやる」
と決意しました。
決意した当初は副業から始めようとしており、
自分が具体的に何をすれば良いのか調べたり、
自分の考えを整理したりするところから始めました。
ですが、
本業とは別で本当にやってみたいと思うことがはっきりしたなかで、
自由に時間を使えないことにジレンマを感じていました。
そして、
会社の物差しの上で、
周囲の顔色や雰囲気を見ながら働くなかで、
何のために会社での仕事をしているのかが分からなくなり、
息が詰まるような思いでした。
会社という組織の中で守られているけれども、
自分のやりたいと思っていることができず、
まるで私はかごの中の鳥のようだ、
と絶望すら感じました。
「かごの中の鳥」は幻想だった
でも、
ある時ふと気づきました。
自分で自分のことを
「かごの中の鳥のようだ」
と嘆いていますが、
実際に身体を拘束されているわけでは
ありません。
もちろん、
鍵もかかっていません。
労働契約は結んでいますが、
こちらの意志でいつでも解除できます。
実際は、
自分で自分のことを見えない鎖で縛りつけて、
会社に行っているだけなのです。
かごの外には何があるか分からず、
不安だから。
よく知っている「かごの中」にいれば、
不安を感じずに済むから。
「やりたいことで稼いだこともない状態で、
会社を辞めるのは不安」
だから、
わざわざ会社に行っているのです。
その不安を避けるために
「私は会社に縛られた不自由な身」と、
自ら「かごの中の鳥」を演じて自分のことをだましていたのです。
私はそのおかしさに気づきました。
「これ以上かごの中の鳥を演じて、
自分をだましだましやっていく方がしんどい」
という自分の本心が分かって、
その環境から飛び立つ決意が固まりました。
飛び立つための羽は、もう既に持っている
私は自分自身が
「かごの中の鳥のようだ」
と嘆いていたところから、
その後会社を辞めて開業の準備をし、
心理カウンセラーとしての一歩を踏み出しました。
ちなみに、
副業することを否定する気持ちはありません。
私の場合は副業として始める前に
「かごの中の鳥を演じている方がしんどい」
という気持ちになったため、
退職して開業準備をした、
というだけの話です。
やりたいことをするにあたって、
副業から始めた方が良い場合もあるし、
今の環境を離れた方が良い場合もあるし、
今の環境で工夫すれば実現できる場合もあると思います。
大事なのは、
自分が今の環境に縛られているように感じて
身動きができなくなっていることに気付いて、
自分の本心に従った一歩を踏み出すことです。
もしかしたら
「そうは言ってもやっぱり不安……」
「私にはスキルがないから、
今の環境（かごの中）にいるしかないんだ」
と感じられた方もいるかもしれません。
飛び立つまでにかかる時間は人それぞれではありますが、
どんな方でも、
飛び立つための羽は一人ひとり皆持っているものなのです。
飛び立つための準備をしている間は、
不安がつきものだと思います。
いざ飛び立とう！
と思ってすぐ飛び立てるようであれば、
とっくに飛び立ってるよ！
というツッコミも聞こえてきます。
だからこそ、
1人で抱え込まないで。
あなたの相談相手として
私を選んで頼っていただけたら、
これ以上嬉しいことはありません。
あなたの「飛び立つための羽」
を一緒に探していけたらと思います。
あなたのこれからのキャリアを、
人生を、
心から応援しています。
心理カウンセラー
矢菅まゆ
