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「私なんて会社のお荷物」と思っていた、あの頃の私へ

こんばんは。
心理カウンセラーの矢菅まゆです。

 

今日は水曜日の夜。

一息つく間もなく、
やることは山積みで、
明日のことを考えるだけでため息が出る。

「まだ木曜日と金曜日があるのか……」

と感じて、
どっと疲れが押し寄せる。

 

昔の私も、
まさに同じような気持ちで
水曜の夜を迎えていました。

体だけじゃなくて、
心がずっと張り詰めている感覚。

特に転職してからしばらくは、
そんな日々の連続でした。

成果が出なくて苦しかった日々

前職に転職して半年ほど経った頃。

まだ仕事に慣れきれず、
思うような成果も出せないまま
時間だけが過ぎていきました。

「なんで自分だけできないんだろう」
「周りはもっと早く結果を出しているのに……」

そう思っては、
自分を責めてばかりでした。

 

気づけば、
自分の価値を「成果」で測るようになっていて、

「私はなんてダメなんだ」
「会社のお荷物なんじゃないか」

と思っていました。

帰り道で、
駅のホームで、
家に着いて布団の中で。

毎晩どこかしんどくて、
心休まる時間がなかったように思います。

 

仕事中にどうしても気持ちが抑えきれず、
会社で泣いてしまったこともありました。

そのとき、
先輩方や上司が優しく声をかけてくれて。

そのあたたかさに、
どれだけ救われたかわかりません。

 

でも――
それでも。

当時自分の中では
「成果を出せない自分」は許されないような気がして。

どれだけ周囲に助けていただいても、
心の奥の責める声は止りませんでした。

うまくいかない自分を、
そのまま「価値がない」と
決めつけてしまっていた気がします。

「早く結果を出さなきゃ」
「役に立たなきゃ」と思うほどに、
息苦しくなっていく。

あの頃の私は
「立ち止まることすら許されない」
と感じていました。

あの頃の私、そして同じように悩むあなたへ伝えたいこと

今の私が、
あの頃の自分に言ってあげたいことがあります。

「そんなに急がなくても大丈夫だよ」

 

成果が出るまでに時間がかかるのは、
決して悪いことではない。

むしろその「もがいている時間」が、
後から大切な土台になっていく。

そのときは気づけなくても、
ちゃんと根っこが育っていくのです。

芽が出るまでの時間は人それぞれ。

そして、
根を張る時期がなければ、
花は咲かない。

だから、
今つらいと感じているあなたにこそ、

「よく頑張ってるよ」って、
声をかけてあげてほしいんです。

あの成果が出ない時期は、
意味のない時間なんかじゃない。

むしろ、
その時間があったからこそ、
今の私があるのだと思います。

水曜日の夜は、少しだけで自分をねぎらってみよう

週の折り返し地点に来た今、
ちょっとだけ、
自分にやさしい言葉をかけてあげる時間を
つくってみませんか?

たとえ自分の思うように進んでいなくても、
今のあなたは、
目には見えない成長をひとつずつ積み重ねています。

疲れてしまうのも、
うまくいかないことに不安を感じるのも、
ちゃんとがんばってきた証です。

だからこそ、
水曜日の夜はほんの少しでも
「よくやってるよね」と、
自分をねぎらってあげる時間にしてほしいのです。

完璧じゃなくていいし、
誰かと比べてすごくなくてもいいのです。

つい私たちは
「まだまだ」と先を急いでしまいます。

でも今夜くらいは、
先を急ぐよりも、
自分のがんばりに目を向けることを
大切にしてみてください。

 

今は先が見えなくても、
大丈夫。

あなたのペースで歩いていけば、
きっと少しずつ、
道は見えてきます。

 

今日のメッセージが、
少しでもあなたの心に触れていたら嬉しいです。

そしてもし、
「今のしんどさやモヤモヤを、
誰かに話してみたいな」

と思えたときには、
その相手として私を思い出してもらえたら、
とても嬉しく思います。

 

あなたのこれからのキャリアを、
人生を、
心から応援しています。

 

心理カウンセラー
矢菅まゆ