こんばんは。
心理カウンセラーの矢菅まゆです。

 

「期待されるのにもう疲れた……」
と思うことはありませんか?

期待されていると感じる度に

「期待に応えられなかったら嫌われる」
「がっかりさせてまう」

と思い過ぎてしまう。

今日は
「期待されるのにもう疲れた」となる背景や、

期待されていると感じたとき、
私たちの中で何が起こっているのかを
書いていきたいと思います。

気づけば「期待に応えなきゃ」と思っていた

私は以前、人材紹介会社で
キャリアアドバイザーとして働いていました。

求職者さんの転職を支援する仕事です。

 

その頃、
私の周りにはたくさんの
「期待」がありました。

求職者さんからは、
「良い会社を紹介してほしい」
「自分の転職を成功させてほしい」
と期待される。

会社からは、
「成果を出してほしい」
と期待される。

チームのリーダーになったときには
「メンバーのマネジメントをして
チームで成果をあげてほしい」
と期待される。

気づけば私は、
いろんな期待の真ん中に立っていました。

全部の期待に応えようとして、
それはそれはもう必死の形相(笑)

そして
「もっと頑張らなきゃ」
「期待に応えなきゃ」
とばかり考えていました。

 

当時の私は、はっきりと
「期待されることが苦しい」
とまでは思っていなかったと思います。

でも今振り返ると、
私は「期待されている」と感じる度に、
少しずつ自分を
追い込んでいたんだと思うんです。

期待された瞬間、頭の中で起きていたこと

では、どうしてここまで
「期待に応えなきゃ」と
思っていたんでしょうか。

 

たとえば、
初めてチームのリーダーを任された時。

最初の一瞬は
「会社が私に期待してくれている!」
と嬉しかったんです。

けれど次の瞬間には
「期待に応えなきゃ」
と思う。

そう思った途端、
「もし期待に応えられなかったらどうしよう」
と考え始める。

がっかりされるかもしれない。

もう頼ってもらえなくなるかもしれない。

「リーダーなんて任せなければよかった」
と思われるかもしれない。

そしたら、
リーダーを外されるかもしれない。

そんなの嫌だ、と。

 

このとき実際に起きたことは、
「チームリーダーを任された」
ということだけでした。

実際の仕事は、
まだ何も始まっていない。

けれど頭を超高速回転させて、
起きてもいない未来を
想像してしまっていたんですよね。

 

今振り返ってみると、
そのとき私の頭の中では、
こんなことが一瞬で起きていました。

他の人から期待されていると感じる

期待に応えなきゃと思う

期待に応えられなかったら、
相手との関係が危うくなるかもしれない

相手との関係が危うくなったら、
ここに居ていいと思えなくなる

ここまで一瞬で想像してしまい、
もう、期待されるだけで疲れる……

こんなループでした。

仕事が始まる前から、
頭の中は全力疾走している。

そりゃ、
実際に期待に応える前に、
「期待されるだけで疲れた」
となるわけです(汗)

本当に苦しかったもの

私は「期待されること」が
苦しいんだと思っていました。

でも今振り返ると、
本当に苦しかったのは、
期待されることそのものでは
なかったのかもしれません。

期待されるたびに、

「応えられなかったら、
ここに居られなくなるかもしれない」

そんなふうに、
起きてもいない未来を想像して、
自分の中で苦しさを
どんどん大きくしていたんですね。

 

だから頭では

「そこまでものすごくは、
期待されていないだろう」

と思ったとしても、
気持ちが追いつかなかった。

それは、
弱かったからでも、
考え過ぎだったからでもなくて。

それだけ長い間、
誰かの期待に応えて

「ここに居てもいい」

と思えるようにすることで、
自分を守ってきたからなんだと思います。

 

だから私は、
期待されると思うと、
どうして苦しくなるのかを知ることは
大切だと思っています。

きっと理由が分かったからといって、
次の日から急に
すっかり平気になるわけではない。

でも理由が分かることで、

「また考えすぎてしまった」

「どうして私は
期待されることに怖がってしまうんだろう」

と、
何度も自分を責めなくて済むようになる。

 

「私はこうやって自分を守ってきてたんだな」
と捉えられるようになることで、

期待に応えようとするだけで
感じていた苦しさが、

少し和らいでいったりするんですね。

期待されるのに疲れたあなたへ

あなたがもし、
もう期待されていると感じるだけで
疲れてしまっているのなら。

その奥にはきっと、
あなたなりの理由があります。

子どもの頃の経験かもしれない。

仕事での経験かもしれない。

あるいは、
いくつもの出来事が
重なっているのかもしれません。

 

一人で考えているとどうしても

「また考えすぎてる」

「私が弱いからだ」

という、
自分を責めるような結論で
終わってしまうことがあります。

けれど、
誰かと一緒に振り返ってみることで、
今まで当たり前すぎて気づかなかった考えや、
自分を守るために身につけてきたことなどが
少しずつ見えてきます。

カウンセリングでは、
あなたがなぜそこまで
苦しくなってしまうのか、

あなたのペースを大切にしながら、
一緒に考えていくことができます。

期待されることを、
気合で平気にしようとするのではなく、

期待されても、
今ほど自分を追い込まなくて済むよう、
一緒に目指していけたら嬉しいです。

 

 

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